アナフィラキシーではないのに誤ってエピペンを打った場合、どうなりますか?
(答) 正常な方に打ってしまうと、ほてり感や心臓がドキドキしますが、あくまでも一時的な現象で15分程度で元の状態に戻ります。アドレナリンという成分は、元々人の体内にある副腎髄質というところで作られるホルモンの一種です。
アナフィラキシーの経過を予測することは不可能である。アドレナリンを30分以内に筋肉注射することで、アドレナリンの複数回投与のリスクを下げ、入院率が低下し、時間が経ってから起きる二相性反応が減る。逆に投与が遅れた場合は、二相性反応のリスクも上がる。アドレナリン(エピペン)は重症化を防ぐ薬であり、アナフィラキシーがピークとなる前に筋肉注射することが肝心である。
声がかすれる、のどや胸が締めつけられる、犬が吠えるような咳、持続する強い咳き込み、ゼーゼーする咳、息がしにくい
繰り返し吐き続ける、我慢できない程の腹痛
顔全体の腫れ、全身の皮疹、我慢できない程の痒み、唇や爪が青白い、脈を触れにくい、頻脈、眠い、恐怖感、頭痛、ぐったりしている、尿や便を漏らす
これらのうち1つでもあればエピペンを使用しなければならない。
アナフィラキシー予防のために処方されたエピペンには、「打ってはならない状況、または、打たない方がよかった」という状況は存在しない。
(明らかな頻脈は1分間あたり: 乳児~1歳180以上、2歳以上160以上、10歳以上140、16歳以上130 )