肺線維症と肺気腫の合併(CPFE)と特発性肺線維症(IPF)および肺気腫患者における肺癌リスクが比較された。
2000年1月から2011年12月までにソウル大学病院で胸部CTスキャンによりCPFE、IPF、肺気腫と診断された患者の診療記録が後方視的に検討された。CPFE患者を登録し、放射線学的基準に基づきIPFおよび肺気腫患者と1:1:2の割合でマッチング。主要評価項目は肺癌の診断までの時間が評価された。
CPFE患者48名、IPF患者48名、肺気腫患者96名が含まれ、肺癌は25例発生した。 CPFE群は肺気腫群よりも肺がんリスクが高かった(調整HR 4.62、95%信頼区間1.58~13.55)。また、IPF群は肺気腫群よりも肺がんリスクが高かった(調整HR 4.15、95%信頼区間1.03~16.78)。しかし、CPFE群とIPF群の肺がんリスクには統計的に有意な差はなかった。さらに、CPFE群は肺気腫群よりも肺がんまたは死亡リスクが高かった(調整HR 4.62、95%信頼区間2.25~9.47)。
結論として、CPFEとIPFの患者は肺気腫の患者よりも肺がんリスクが高かったが、CPFEとIPFの肺がんリスクは同程度であった。
Lung cancer risk among patients with combined pulmonary fibrosis and emphysema: respiratory MEDICINE