NEWS

フルミスト®︎点鼻インフルエンザ生ワクチン   09/10/24

経鼻ワクチンも通常の注射ワクチンと同じように、A型(H1N1)、A型(H3N2)、2種類のB型ウイルスの4種類のウイルスに対応しています。
2歳以上19歳未満の者に、左右の鼻腔内に1噴霧ずつ接種します。一度の接種で済むので、2回足を運ばなくてもよい。
6歳未満つまり未就学児までならば、注射ワクチンと同じぐらいの有効性があるとされています。
ただし、鼻詰まりがあると吸収が低下して効果が落ちるので、注射に変更するか、または接種を延期しなければなりません。

以下の人には、接種できません。とても大切な注意事項なので、予約前に必ずお確かめください。
・2歳になっていない乳幼児
・過去にインフルエンザワクチンや他のワクチンに対して重度のアレルギー反応を起こしたことがある人(ただし、注射と違って、製造過程に卵が用いられていないため卵アレルギーは禁忌になりません。)
・ゼラチンにアレルギーのある人
・アスピリンやサリチル酸を含有したお薬を飲んでいる人
・気管支喘息と診断されている人、または1年以内に喘鳴があった2〜4歳児
・免疫抑制状態の人
・接種後1週間以内に、重度の免疫抑制者に接する可能性のある人
・脾臓がない人
・妊婦
・髄液漏のある人
・人工内耳の人
・抗インフルエンザ薬のタミフルまたはリレンザ投与後2日以内、ゾフルーザ投与後17日以内
・心臓、肺、腎臓、肝臓の病気、糖尿病などの内分泌疾患、神経筋疾患などの慢性疾患があり、インフルエンザにかかった時重症化しかねないハイリスク者
・中等度以上または重度の急性疾患罹患中
・過去のインフルエンザワクチン接種後6週間以内にギランバレー症候群になった人

点鼻インフルエンザ生ワクチンは、他の全てのワクチンと同時接種ができます。
ただし、他の生ワクチンと同時接種しなかった場合には、他の生ワクチンの接種は点鼻インフルエンザワクチン接種後最低4週間開けなければなりません。不活化ワクチンの場合は、点鼻インフルエンザワクチン接種の翌日から接種可能です。

生ワクチンのため、接種後、インフルエンザに似た風邪症状になることがあります。