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腸チフスワクチン接種できます。         07/07/25

腸チフスとは、チフス菌と呼ばれるサルモネラの一種による感染症で、日本国内での発症はまれですが、ときどきあります。特に多いのがインド、バングラデシュ、パキスタンといった南アジア地域です。渡航後1週間程度で発熱し、菌は血液中に侵入します。放置すれば重症化することがあり、致死率15%。
WHOやCDCのガイドラインでは、
・南アジア(インド、パキスタン、バングラデシ、ネパール、スリランカ)に行くなら基本的に接種を推奨
・東南アジア・アフリカの発展途上国への長期滞在も推奨
・短期の大都市滞在のみなら「必須」ではないが、希望すれば接種可能
・特にインド、パキスタン、バングラデシュに行くなら必須。東南アジアやアフリカでも長期滞在や農村部訪問なら必須。
となっております。
接種対象は、2歳以上。 接種2週間後から効果が現れ、2~3年経つと再接種必要。
接種前説明と予診票
(要電話予約)